成瀬善久,新垣渚

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2016年01月20日

真中監督が挙げるヤクルト連覇のキーマンは二人の奪三振王

logo-swallows.gifのサムネール画像東京ヤクルトスワローズの真中満監督は、連覇のキーマンとして成瀬善久投手と新垣渚投手の名前を挙げた。これには筆者も同感している。ふたりともローテーションで活躍するだけの力を持っているにもかかわらず、それを発揮し切れていない。スワローズにはリーグ屈指の打力がある。ここに投手陣の層の厚さが加われば、連覇をグッと袂に引き寄せることができるだろう。

リーグ優勝した昨季、成瀬投手は3勝8敗、新垣投手は3勝10敗という成績に終わっている。ふたり合わせて6勝18敗となり、12も負け越してしまっている。本来であればこの数字が真逆である必要がある。ふたり合わせて18勝6敗という成績を残していても不思議ではないのだ。特にFAにより加入した成瀬投手が3勝8敗というのは非常に物足りない。

FA加入してもほとんど活躍できずにチームを去る投手は意外と多い。自らにプレッシャーをかけすぎて圧し潰されてしまうタイプや、複数年契約によりハングリー精神を失ってしまうタイプ、はたまた怪我に泣かされるタイプ。国内球団からのFA移籍によって期待通りの活躍をした投手は本当に少ない。

FA移籍であれば、本来は活躍して当たり前ということになる。活躍してくれることを前提に、チームも大型契約を結んでいるのだ。成瀬投手の場合は3年契約を結んでおり、年俸は1億4400万円という額だ。3勝8敗では、年俸に見合う活躍とは到底言えない。それは成瀬投手自身よくわかっているはずだ。

だからこそ今季の成瀬投手に対し、筆者は期待を寄せたいのである。大型契約を結ぶも1年目は不甲斐ない結果に終わってしまった。だが移籍2年目となる今季は必ずや挽回してくれるはずだ。数字的には確かに全盛期は過ぎてしまったと言わざるをえない。最後に二桁勝利を挙げたのは4年前の12勝であり、その時ですら11敗を喫している。だがこのまま終わるような成瀬投手ではないはずだ。

2008年には五輪にも出場し、大会奪三振王にも輝いている。2007年には16勝1敗というとてつもない数字もマークしている。これらは決してまぐれでできるようなことではない。つまり成瀬投手にはそれだけの実力が確かに備わっているのだ。あとは初心とハングリー精神を持ち直すことができれば、もう一花でも二花でも咲かせることができるだろう。

新垣投手に関しても同様だ。かつては奪三振王にも輝いたことがある投手なのだ。ベテランらしく落ち着いた気持ちで、ある意味開き直るような気持ちで投げれば、きっとかつての輝きを取り戻せるはずだ。そのためにもキャンプインから初心を忘れることなく、再びルーキーになったつもりで我武者羅になってもらいたい。そうすればきっとふたりは連覇の立役者となれるはずだと、筆者は信じているのである。





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