涌井秀章,押切もえ,大谷翔平

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2016年03月24日

QVCでの開幕戦は昨季の最多勝投手のふたりが投げ合う

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いよいよ明日、2016年のプロ野球が開幕する。優勝チームはバラ色のオフを過ごし、そして敗者は死に物狂いで今季に挑んできている。開幕戦をただの1試合と見ることもあるが、筆者は違う。開幕戦は今季を占うためにも重要な1戦だ。開幕戦に勝つのと負けるのとでは雲泥の差であり、開幕戦をただの1試合と言って良いいのは開幕戦の勝者だけだ。

明日の開幕カードで、筆者が最も注目しているのはQVCマリンフィールドで行われるマリーンズ対ファイターズの1戦だ。先発はマリーンズが涌井秀章投手で、ファイターズが大谷翔平投手だ。つまり昨季最多勝を分け合った投手がぶつかり合うのだ。

昨季だけの数字で見ていくとまず涌井投手はファイターズに対し2戦2勝、防御率2.40と相性が良い。一方の大谷投手はマリーンズに対し3戦2勝1敗、防御率1.13という数字だ。マリーンズとしては昨季は3位に終わり、2位のファイターズの下位となってしまった。つまりマリーンズが今季躍進するためには、目の上のファイターズを叩いていかなければ上へは行けないということだ。

ちなみに昨季のマリーンズ対ファイターズは12勝13敗という数字でほとんど互角の戦いを繰り広げた。だが今季も互角に戦っているようではマリーンズはファイターズの上を行くことはできない。昨季は1つ負け越してしまったが、今季は3つ4つファイターズに対し勝ち越していかなければならず、そのためにも明日投げる涌井投手のマウンドではしっかりと勝ちを拾っていかなければならない。

しかもマリーンズとしてはホームグラウンドで迎える開幕戦だ。盛大な開幕セレモニーをした直後に敗れてしまっては、QVCマリンから海浜幕張駅までのファンの足取りも重くなってしまう。そうさせないためにも、涌井投手は明日、エースとして登るホームでの開幕マウンドを大谷投手よりも先に降りるようなことはしてはいけない。 

明日はきっと、交際宣言をしている押切もえさんもスタジアムにやってくるのだろう。スポーツ科学的には、大切な女性の前でプレーをすると男性アスリートのパフォーマンスは雄性ホルモン値の上昇に比例して向上することがわかっている。つまり押切もえさんの前でプレーすることにより、涌井投手は外的にも勝利要因を得られるということになる。いや、小難しく考えるのはよそう。堂々と交際宣言をしたガールフレンドのためにも、涌井投手には明日のマウンドは是が非でも勝ち投手になってもらいたい。

だがそのためにはマリーンズ打線が大谷投手を打ち崩さなければならない。しかしマリーンズ打線は強打のナバーロ選手を欠いた状態で、昨季までの主力打者であった今江選手の存在もない。攻撃陣としてはかなり苦しい状況ではあるが、伊東勤監督としては恐らく少ないチャンスを足やバントを絡めて物にしようと考えているのだろう。

大谷投手の昨季マリーンズ戦でのWHIPは0.88だ。24イニングスで16安打しか打たれておらず、1本のヒットを打つのも一苦労だと言える。だからこそ1本のヒット、1つの四球を大切にしなくてはならず、ギャンブル的に打者の打力のみに頼る戦術を取るわけにはいかない。要するに攻撃に関しては伊東監督の戦略次第ということになる。

涌井投手はオープン戦から安定している。ファイターズ打線もそう簡単に打ち崩すことはできないだろう。だからこそ涌井投手が我慢して投げ続けているうちに、何とか先制点を取って涌井投手を少しでも楽にしてあげて欲しい。決して簡単なことではないが、開幕戦の重要性を考えるならば、状況によっては総力戦で行くことも考えておくべきだろう。

チームとしてはホームで投げるエースを敗戦投手にするわけにはいかない。キレイなヒットなんて必要ない。どんなに泥臭くても、とにかくエースに勝ち星を付けることが何よりも重要だ。それによってチームには開幕の勢いが生まれるし、開幕戦に勝てれば貯金生活から今季をスタートさせることができる。気持ちの上でもかなりポジティヴになることもできる。だからこそ明日の最多勝投手対決は、ホームで戦う涌井投手に投げ勝ってもらいたいと筆者は期待しているのである。





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