福浦和也

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2016年01月09日

支柱として益々存在感が増すであろう福浦和也選手

logo-marines.gif千葉ロッテマリーンズの福浦和也選手は2016年になり、さらなる存在感を示している。生え抜きのベテランである今江敏晃選手がイーグルスに移籍したこともあり、福浦選手の存在感が今まで以上に増すことになる。これは日米かかわらず言えることだが、やはり生え抜きのベテラン選手の存在感は非常に大きい。例えばシアトル・マリナーズのエドガー・マルティネス選手などは現役18年のすべてをマリナーズでプレーしたフランチャイズプレイヤーであるわけだが、驚くような数字を残しているわけではないのに、現役の終盤では特異な存在感を示していた。


パ・リーグTVオフィシャルYouTubeより

福浦選手も今後は、マルティネス選手のような存在になっていくのだろう。毎試合出場するわけではないが、ベンチにいてくれるだけで選手たちの精神的支柱となれる存在だ。やはりこのような選手がいてくれるチームは、安定して勝てるようになる。選手は時にコーチの言葉にはあまり耳を貸さないことがあるのだが、福浦選手からのアドバイスを蔑ろにする選手はマリーンズには1人たりともいないはずだ。

そんな福浦選手は、2000本安打まであと88本に迫っている。2015年シーズンが47安打だったことを考えると、今季中の達成は難しいと言える。だが今江選手、さらにはクルーズ選手が抜けたことを考えると、今季は福浦選手の出番が増える可能性もある。400打席以上立つことができれば、88安打という数字も見えてくるだろう。だが年齢を考えると無理はさせられない。福浦選手の出場機会が増えることにより体への負担が増え、仮に怪我をしてしまっては本末転倒だ。そう考えるならば、2000本安打を慌てて期待することは筆者自身としては避けたい。

さて、昨季の福浦選手だが、4つの勝利打点を挙げている。これはチーム内では7位になる数字だ。マリーンズは昨季73勝を挙げているわけだが、その内の4試合で直接的に勝利に貢献しているのだ。ちなみに今江選手も昨季の勝利打点は4だった。福浦選手の出場試合はほぼ2試合に1回ペースであったわけだが、このペースで4つも勝利打点を挙げているのは立派だと言える。主軸として130試合に出場している清田選手の勝利打点が8だったことを考えると、福浦選手の数字がどれだけ素晴らしいものかも実感しやすいのではないだろうか。

このオフ、福浦選手は現状維持の推定年俸4500万円で契約を更改している。数字だけを見れば確かに妥当な金額とも言えるわけだが、しかしチームに与える影響を考えるならば、6000万円以上貰っていても不思議ではないほどだと思う。他球団であればそれだけもらえていた可能性もあったかもしれない。

福浦選手は今年41歳となる。まさに不惑の年代だ。マリーンズはこの福浦選手が健在である限り、そう簡単に崩れることはないだろう。マリーンズの酸いも甘いも知り尽くす福浦選手は、チームメイトによってはまさに支柱だ。41歳になる福浦選手が1軍でこれだけ頑張っているのだから、若い選手たちももっと頑張ろうという気持ちになる。

マリーンズとしては今後は、次代の福浦和也を育成していく必要がある。今江選手が抜けてしまったことにより、今江選手がそうなる可能性はなくなってしまった。そうなると福浦選手同様首位打者経験を持つ、角中選手がその候補となっていくのだろうか。福浦選手が健在であるうちに、次なる支柱を育てていかなければ、チームが突然バランスを失ってしまうこともある。やはり安定的に勝ち続けるためには、とにかく精神的支柱となってくれるベテランの存在は不可欠だ。そして福浦選手自身にも次代の福浦和也を育成すべく、今季は中堅選手たちに自らの経験を伝え切ることにも注力してもらいたい、筆者はそう期待しているのである。





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