菊池雄星

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2018年09月08日

菊池雄星投手はメジャーで通用するのか?筆者の個人的見解

  • メジャー移籍を目指す可能性が高くなってきた菊池雄星投手
  • 菊池投手は果たしてメジャーで通用することができるのか?!
  • 筆者の個人的な見解はこうだ!

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埼玉西武ライオンズの菊池雄星投手は今季ライオンズがリーグ優勝し、自身が二桁勝利を挙げればポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す可能性が非常に高い。二桁勝利はすでにクリアしたため、あとはチームの優勝ということになるが、楽な戦いとは言えないが、ライオンズのリーグ優勝は目前に迫っている。このままよほどの大番狂わせがなければ、菊池投手は今オフにメジャー移籍を目指すことになるのだろう。


では菊池投手は果たしてメジャーで通用するのだろうか?筆者の個人的な意見を言わせてもらえるならば、先発として活躍するのは難しいだろう。日本では左腕でこれだけのスピードボールを投げられるピッチャーが少ないため、まだ力で押すピッチングをすることができている。しかしメジャーで菊池投手レベルのサウスポーなどいくらでも存在している。そう考えると、ウィニングショットを持っているとは言いにくい菊池投手がメジャーで活躍することは難しいと思う。

仮に上原浩治投手のような縦の変化球と制球力があれば、リリーバーとしては活路を見出せるかもしれない。だが今のところ、先発投手として菊池投手に対し熱視線を送っているメジャースカウトはほとんどいないように感じられる。筆者が個人的に親しくしているあるメジャーリーグ関係者は、菊池投手を井川慶投手を見るように見ているようだ。移籍金を抑えられれば欲しい存在だが、松坂大輔投手・ダルビッシュ有投手・大谷翔平投手らのように熾烈な争奪戦になることは予想しにくい。

そしてまず最も懸念されていることは、菊池投手はコンディショニング不良が非常に多いということだ。肩痛や肩のコンディション不良はもちろん、本記事を書いている時点では2試合連続で脇腹をつっているようだ。つっているだけならまだいいのだが、脇腹というのは筋肉が少ないため、一度痛めてしまうと癖になりやすいため注意が必要だ。

スポーツニュースで報道されていることは、スカウトマンの本音ではない。筆者にはメジャーのスカウトマンの知人が何人もいるのだが、時にはまったく思っていないようなリップサービスをすることによって、心証を良くしておくということもするようだ。もしくはそのまったく逆のことを話したり。例えばある選手を本気で獲得しに行くつもりなのに表向きは「関心がない」と言ったり、逆に関心がない選手に対して「あの選手はうちのチームに必要不可欠なピースだ」と言ってみたり。スカウティングというのはまさに駆け引きなのである。

ちなみに菊池投手には抜群の制球力があるわけではない。だいたい狙ったところには投げられるわけだが、そこからボール半個分、1個分ずらして打者を翻弄するという技能は持っていない。となるとストレートの威力に頼るか、変化球でかわすピッチングを目指すしかなくなる。しかしパワーボールで勝負に行ったところでメジャーリーガーのパワーに勝つことは容易ではない。

また、菊池投手は国際経験がほとんどない。プレミア12の候補に名を連ねたことはあったが、実際には選出されていない。世界のトッププレイヤーとの対戦経験がない菊池投手に対し、果たしてメジャーのスカウトマンたちはどのような評価をしているのだろうか。筆者の正直な感想としては、それほど高く評価されてはいないと感じている。

繰り返してしまうが、先発としてローテーション枠を与えられる可能性は非常に低いだろう。だが先発にこだわらず、セットアッパーやロングリリーフというポジションであれば活路は見出せると思う。短いイニングであれば、菊池投手は先発時以上に強いボールを投げられるはずで、ストレートも常時155kph程度を維持できるのではないだろうか。

だがそれでもやはり心配なのはコンディションだ。メジャーのマウンドは日本のマウンドとは硬さや傾斜がまったく異なり、対応は決して簡単ではない。そしてボールも日本の統一球よりもやや滑りやすいためグリップを強めなければならず、それが肘に対し大きな負担になるケースが多い。もともと滑りやすいボールでプレーをし続けてきたメジャーリーガーたちと、それほど滑らない統一球でプレーし続けてきた日本人選手とでは、ボールへの順応力の差は計り知れない。

菊池投手がもし本当にメジャー移籍を目指すのであれば、行くからには活躍してもらいたいと思う。そのためにも先発にこだわることはせず、まずは敗戦処理からセットアッパー、ロングリリーバーを経て先発の座を目指す、くらいの謙虚な気持ちで頑張ってもらいたい。ポジションにこだわる姿勢を見せなければ、菊池投手を欲しがるメジャー球団は少なくないはずだ。





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