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2016年06月27日

西武が替えるべきは監督ではなく球団本部長ではないだろうか

  • 成績が伴っていないのになぜ鈴木葉留彦球団本部長は辞めない?!
  • 西武フロントは本当に現場が欲しいと思った選手を獲っているのか?!
  • 勝てずに辞めさせられるのは結局は監督とコーチだけ!

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埼玉西武ライオンズはこの状況のままでいいのだろうか。故障者が非常に多く、1軍レベルではないのに1軍に置かざるを得ない選手の人数が多過ぎる。これでは打倒ホークスどころか、ペナントレースをまともに戦うことも難しい。先日行われた西武ホールディングスの株主総会でも、ライオンズに対してかなり厳しい意見が出たようだ。


現時点で怪我をしている選手の名前をザッと挙げると、牧田和久投手、高橋朋巳投手、菊池雄星投手、中村剛也選手、浅村栄斗選手、木村昇吾選手と、本来は主力として活躍しなければならない選手ばかりだ。そして補強選手で活躍できていないのは郭俊麟投手、C.C.リー投手、バンヘッケン投手と、メヒア選手以外は軒並み戦力になっていない。

バスケス投手にしても信頼を置ける活躍はまだできてはいないし、先日ポーリーノ投手を獲得したわけだが、まだ1試合にしか投げていないため何とも言えない状況だ。故障者、そして活躍できていない助っ人選手の名前をこうして並べると、ほとんど総崩れという状況だ。

今日先発した岸投手にしても先日までは怪我で長らく2軍で暮らしていた。現在のライオンズにはとにかく柱がいない。涌井秀章投手がマリーンズに移籍した後は、岸投手にエースの期待が抱かれたが、しかし2014年こそ最高勝率を獲得したものの、昨年・今季は怪我でまともな働きは見せられていない。

サウスポーエースの期待がかかる菊池雄星投手にしても肩肘を含めた故障が多過ぎるし、高橋光成投手に関してはエースと呼ぶにはまだ経験が浅過ぎる。主力投手が続々怪我をする中、今度は主砲中村剛也選手と浅村栄斗選手が怪我をしてしまった。もはや残っている選手でカバーし切れるような状況ではない。

このチーム順位であれば、恐らくシーズンオフには田辺監督は退任されることになるのだろう。株主総会では外様監督を呼ぶべきだとの声もあったようだが、筆者はそれは違うと思う。ライオンズというチームは監督育成をしっかり行っているため、外様監督を呼ぶことが必ずしも良いとは言えない。

近年のライオンズが勝てないのは単純にチームビルディングに失敗しているせいだ。つまり編成部門のヘッドである鈴木葉留彦球団本部長のミステイクだ。伊原春樹監督を招聘した際などは、コーチを探すのに苦労したほど人脈が乏しかった。さらに言えば監督オファーを受けてくれる人が伊原監督しかいなかったというのも、鈴木本部長の実力と言うべきだろう。

日本のプロ野球は本当に不思議な世界だ。成績を残せなかった監督や選手はどんどん解雇されていくのに、編成に大失敗している球団本部長が解雇されるケースがない。それどころか役員になっているケースもあり、解雇できない状況にさえなっている。このようなことをやっている球団は決して強くはなれない。

故根本陸夫氏のような幅広い人脈や行動力を持った人物は、現代ではほとんど見当たらない。根本氏のような人物であれば球団を長期間任せても何らかの結果を出してくれるだろう。だが鈴木葉留彦本部長には、本部長としての魅力がほとんど感じられないのだ。ライオンズの場合は前任者である前田康介球団本部長も実力が伴わない本部長だった。

前田本部長、鈴木本部長と編成力(GMの資質)のない人物が続いて編成のトップに立っているのだから、チームが強くなるはずもない。それどころかライオンズはBクラスの常連にさえなってしまっている。

ライオンズを生き返らせるためには、渡辺久信GM・潮崎哲也監督のコンビを1日でも早く誕生させることだろう。このふたりがタッグを組めばお互いに信頼関係もあるし、フロントと現場の意思疎通もよりスムーズになっていく。そうなればフロントは、現場が本当に欲しいと感じている選手を現場に送り込むことができる。

今季に関してみれば、果たして現場は竹原直隆選手や木村昇吾選手、バンヘッケン投手を本当に欲しいと思っていただろうか?恐らく田辺監督はもっと別のタイプの選手を欲しいと思っていたはずだ。そもそもバンヘッケン投手のようなタイプが日本では通用しないということは、昨季のルブラン投手で十分に理解したはずだ。それでもバンヘッケン投手を連れて来るスカウト陣は、果たして何を思ったのだろうか。

ライオンズはまずは球団本部長と、外国人投手担当のスカウトマンを入れ替えるべきだ。そして怪我人を増やさないためにもPTチーム(理学療法士)をもっとしっかりとした形で置くべきだ。そうしなければ獅子の牙が再び生えてくることは今後もないだろう。





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