埼玉西武ライオンズ,球団職員,大麻

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2016年05月12日

西武職員が大麻の違法輸入で逮捕、球界はこのままで良いのか?!

  • コンプライアンスに敏感なはずの西武でまた不祥事
  • 球団職員が大麻を違法輸入
  • 球界はドラフト時点から根本的に改革すべき

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野球界でまた不祥事が起きた。今度は埼玉西武ライオンズの球団職員が大麻を違法輸入しようとしたらしい。本当に次から次へと不祥事が明るみになってくる。ここまで不祥事が絶えない業界というのも珍しいのではないだろうか。


埼玉西武ライオンズがコンプライアンスを強化したのは、堤義明前オーナーがインサイダー取引で有罪判決となった2005年以降のことだった。この出来事からまだ10年ほどしか経過していない。そして球界では西武球団が最もコンプライアンスに敏感な球団であるはずだ。それなのにコーチの選手への暴力沙汰疑惑(報道内容が真実ではない)、選手の現金窃盗(ATMに忘れられた現金をそのまま窃盗)、そして今回は大麻の違法輸入。コンプライアンスを強化しているわりには不祥事が絶えない。

それよりも以前の話をすれば西武ライオンズは賭け麻雀による逮捕者も出している。一企業としてこの不祥事の多さは少々問題ではないだろうか。

だがこれらは西武球団だけに限った話ではない。野村克也氏などは人間教育もコーチの役割と話すが、まさにその通りだと思う。しかしそれ以前に、そのような教育は本来学生時代から始めておくべきではないだろうか。学生時代に野球漬けにしてしまい、一般常識も一般知識も知らないままプロ野球選手になり、活躍するとチヤホヤされ、有頂天になってしまう。そして様々なことを勘違いしたまま歳を重ねてしまう。

プロ入り後に選手の人間教育をすることも重要だが、やはり高校野球そのものも見直すべきだと思う。野球強豪校になると朝練をし、放課後は夜までまた練習をし、授業中に居眠りを続ける学生も多い。学生の本分は勉学であるため、これではまさに本末転倒だ。いくら野球選手としての資質が高くても、学業を疎かにする選手を試合で起用すべきではないし、同時にそのような環境を作ってしまう一部の学校側にも大きな問題がある。

今回の西武球団の不祥事に関しては球団職員であり、選手ではないわけだが、大麻輸入を違法だと知って行っていたのだから一般常識を持ち合わせていたとはとても言えない。採用時に身辺調査をしろ、とまでは言わないし、そこまでする必要はないと思う。だが入社時にコンプライアンスに対し、ある意味ではもっと脅しをかけておくことは必要ではないだろうか。

脅しと言えば聞こえは悪いが、もし違反をしたらそれなりに重い処罰を与えるということを明確にしておかなければ、バレなければ良いと考える幼稚な大人が今後も後を絶たないだろう。選手、球団職員問わず。

日本のアマチュア野球は拘束時間が長すぎる。それは高校野球に限らず少年野球、中学野球も同様だ。海外のスポーツで、学生選手をここまで拘束するスポーツはちょっと見当たらない。野球先進国のアメリカを見ても、日本の高校野球のような拘束時間にはならない。しっかり勉強をした上で野球をする、というのが基本的なスタンスだ。

だが日本の場合は学生時代から野球ばかりで、勉強もせずろくに漢字も読めないプロ野球選手が多すぎる。このようなスポーツを果たして国技と呼んで良いのだろうか。もちろん中には尊敬すべき人格者もプロ野球界には多い。だがそれ以上に一般常識さえ知らない選手が多すぎるのだ。そもそも小学生レベルの少し難しい漢字を読めないという時点で、社会人としては落第点だ。

今後はプロ野球もプロ志望届を出す選手に対し、一般常識テストや学力テストを課すべきではないだろうか。そしてそのテストに不合格であればドラフト指名対象外にするくらいの改革が必要だと思う。

球界には広岡達朗氏や野村克也氏と言った、常識人・知識人としても通用するような方がいらっしゃる。彼らが元気なうちにもっと力を借り、野球界を根本的に改革していかなければ今後も不祥事が絶えることは恐らくはないだろう。そしてまだ不祥事が続くようであれば、我々ファンは馬鹿ではない。野球場から少しずつ足が遠ざかってしまうはずだ。






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