森慎二,小野寺力,潮崎哲也

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2016年05月06日

潮崎哲也・土肥義弘・森慎二の投手コーチ3人体制となった西武

  • 森慎二2軍投手コーチが1軍に異動!
  • 小野寺力2軍兼育成投手コーチが誕生!
  • 1軍投手コーチ3人体制で巻き返す!

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先日のオリックス・バファローズに続き、埼玉西武ライオンズもコーチ陣の一部再編を行った。それに伴い森慎二ファーム・育成担当が1軍に回り、小野寺力ファームマネージャーがファーム・育成担当コーチに就任した。この再編はかなり好感度の高い再編と言えるのではないだろうか。


バファローズの場合は不振の責任をすべてコーチに転嫁したというイメージを与えてしまった。だがライオンズの場合は不振の投手陣を立て直すため、現状2人の1軍投手コーチのポジションは変えず、選手のサポートを厚くするためにファームからコーチを1人移動し、投手コーチ3人制を敷いたのだ。

これでライオンズの1軍投手コーチはベンチ担当が潮崎哲也ヘッドコーチと土肥義弘コーチ、ここにブルペン担当として森慎二コーチが加わる形となる。そして2軍投手コーチは清川栄治コーチと小野寺力コーチが担当する。

さて、話は少し変わるが筆者は清川栄治コーチの存在が気になっている。2012年からサイドハンドスローに転向した藤原良平投手の指導を2014年から引き継ぎ、今季は中崎雄太投手のサイド転向をサポートしているわけだが、清川コーチの指導によって活躍し出した投手がライオンズではまだ出てこないのだ。本当に指導力を買われてライオンズ3年目を迎えているのか、筆者は少し疑問に感じている。

だがライオンズはコーチ育成を着実に進めている。中でも注目なのはやはり昨季限りで引退した西口文也氏だろう。現在は編成部に所属し、台湾や韓国でコーチ修行をしている。言葉が通じないだけに、本当に上手に教えていかないと、教えている内容が相手にまったく伝わらない。そういう意味では最高のコーチ修行だと思う。例えば渡辺久信シニアディレクターがかつて、台湾で選手兼任コーチとしてコーチ修行をした時のように。

何年か後に潮崎哲也監督が誕生した際、西口文也投手コーチと高木浩之ヘッドコーチというコンビも誕生するのではないだろうか。この2人は同学年で、現役時代から信頼関係を築いている。田辺徳雄監督も有能な指導者だが、しかしチーム成績が伴わなければ監督業を続けることはできない。

ライオンズは現在単独最下位に沈んでいる。もはや打倒ホークスどころではなくなってしまった。エース岸孝之投手と高橋朋己投手を怪我で欠き、昨季の勝ち頭十亀剣投手も不調に苦しんでいる。

これまで1軍の投手は潮崎哲也ヘッドコーチと土肥義弘コーチが担当していたわけだが、やはりヘッドコーチと投手コーチの兼任は激務であり、選手の状態を正確に把握することが難しくなる。今回はそのサポート役として森慎二コーチが異動となったわけだが、この異動により選手のコンディションと首脳陣の采配が噛み合うようになれば、ライオンズももう少し良い戦いを続けられるのではないだろうか。

打線の力はリーグ屈指なのだ。あとは投手陣を整備し、采配に対応できる状態にしていければ、さすがにライオンズは最下位に沈むようなチームではないと思う。だが岸投手は交流戦までに間に合う見込みはほとんどない。そこをなんとか若い投手たちで乗り切らなければならないわけだが、ここまでファームで活躍していた投手を活かすという意味でも、ファームから森慎二コーチを1軍に異動させたことは有意義だったと思う。

ライオンズは打線にはBeastがいるのだが、投手陣にはまだBeastが現れない。スローガンのように荒々しく戦っていくためにも、投手陣にBeastの誕生を期待したい。そう、現役時代にライオン丸と呼ばれた森慎二投手のような!






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