竹原直隆,浅村栄斗,脇谷亮太

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2015年11月14日

自身も重すぎると感じる背番号6を与えられた竹原直隆選手

logo-npb.gifオリックスバファローズを戦力外になっていた35歳の竹原直隆選手の西武入りが決まった。秋季キャンプで入団テストを受け、見事アピールに成功したのだ。だが筆者にはどうしても解せない点がある。それはもちろん竹原選手の西武入りについてではない。背番号についてだ。

竹原選手はマリーンズ時代、バファローズ時代を含め、レギュラーを獲得したことがない。マリーンズ時代でもシーズン最高が89試合の出場で、打率は.228止まり。バファローズに在籍した4年間に関しては年間20〜41試合にしか出場していない。これだけの結果しか残せていない選手に対し、西武球団は6という背番号を与えた。6と言えば田辺徳雄監督が現役時代に背負っていた番号だ。

西武球団は2年前にも似たようなことをしている。片岡治大選手の人的補償で獲得した脇谷亮太選手に対し、7という背番号を与えている。ライオンズの7番は栄光の背番号であり、片岡選手を含む歴代のスター選手たちが背負い続けてきた。その番号をジャイアンツではレギュラーですらなく、人的補償に対するプロテクト枠にも入れなかった脇谷選手に簡単に与えてしまった。

誤解を招かないためにももう一度言っておくが、竹原選手の入団に関しては歓迎している。あくまでも西武球団が竹原選手に与えた背番号に納得がいかないだけだ。事実竹原選手自身「重すぎる」とコメントしている。期待の表れと言えばそれまでだが、しかしここで思い出したいのは浅村栄斗選手の存在だ。

中島裕之選手が渡米した後、浅村選手は空き番号となった3番が欲しいと球団に頼み続けている。だが中島選手が渡米したタイミングではそれは与えられず、3番に相応しい結果を残したら考える、という対応だった。だが翌2013年、浅村選手は全試合出場を果たし、打点王を獲得し、二塁打、塁打数、長打率、OPSがリーグトップだったにも関わらず、西武球団は浅村選手の背番号を32番のまま保留とした。そしてそのまま今季2015年まで、32番のままでいる。

その浅村選手の存在がありながら、西武球団は他球団の補欠であった選手に対し、7番や6番というスター選手が背負うべき番号を与えている。浅村選手の心中は穏やかではない気がするのは筆者だけだろうか。今季の浅村選手は後半戦はやや失速したとは言え141試合に出場し、打率.270で81打点をマークしている。さすがに今オフは浅村選手の番号も良番となるだろう。

以前は3番を欲しがっていた浅村選手だが、しかし自身が憧れていた松井稼頭央選手が背負った7番を継承するのでもいいのではないだろうか。浅村選手を始めとし、生え抜き選手たちの心証を悪くしないためにも、西武球団はさすがに今オフは浅村選手に対し良番への変更を提案する必要があるだろう。

竹原選手に関しては過去の芳しくない成績は忘れ、来季は田辺監督が背負った6番に相応しい活躍を魅せてもらいたい。重すぎるなどと思うことなく、ファンが見ても重すぎると感じぬよう、6番に相応しい選手へと遅咲きしてもらいたい。





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