松田宣浩

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2016年01月25日

松田宣浩選手の新打撃技術は中村剛也選手と共通している

logo-hawks.gifのサムネール画像メジャー移籍を断念し、ホークスへの残留を決めた松田宣浩選手。個人的にはメジャーで活躍する松田選手を観たい気持ちが強かったが、しかし悩んだ末に残留を決めたのだから、今季もホークスのユニフォームを着る松田選手を応援したい。

その松田選手だが、打撃技術をますます進化させたようだ。昨季は35本塁打を打った松田選手だが、今季は怪我さえなければ40本は軽く超えていくのではないだろうか。その根拠はスポーツニュースで報じられている通り、45°で飛んでいくようになった打球にある。バッティングは45°や、90°といった角度が非常に重要になり、それを実現させられる高度な打撃技術は、打球の飛距離にそのまま直結していく。

パ・リーグTVオフィシャルYouTubeより

打球は45°で飛んで行った時、最も長い飛距離を稼ぐことができる。そして打球を45°の角度で上昇させていくためには、投球軌道に対し45°でバットを入れていく必要がある。これはビリヤードのバンクショットと同じ原理だ。この技術は日本特有の「上から叩け」という指導では絶対に身につけることはできない。小学生のうちからこのような指導を受けているという環境が、メジャーで通用する日本人スラッガーが誕生しない最大の理由だと筆者は考える。

実は松田選手以外にも、打球を45°で飛ばす技術を何年も前から身につけている打者がいる。埼玉西武ライオンズの中村剛也選手だ。中村選手は2008年以降、大久保博元コーチと熊澤とおるコーチの指導によってこの技術を身につけ、歴代3位となる計6回のホームラン王を獲得している。松田選手は、中村選手が持つその技術をこのオフで身につけたということなのだ。

この技術を身につけることができると、全力でバットを振らなくても打球が飛ぶようになる。その理由は投球軌道に対し45°の角度で、ボールの真ん中よりもやや下にバットを入れることができると、打球に与えられるバックスピンが最大限になるためだ。バックスピンがかかればマグナス力が働くようになり、揚力が生まれる。すると滞空時間を延ばすことができ、その結果飛距離が伸びることになる。

さらに伸びるであろうこの長打力を考えると、松田選手はいつホークスの4番に座っても良い状態にあると言える。これまでホークスの4番は主に内川聖一選手が勤めてきたが、内川選手が3番に座り、その後に長打力のある松田選手が控えていた方が相手チームは脅威と感じるのではないだろうか。

昨季はホークスの柳田悠岐選手とライオンズの秋山翔吾選手が激しい首位打者争いを演じファンを熱くさせた。この戦いは今季にも期待し、さらには松田選手と中村選手によるホームラン王争いも楽しみになってきた。40発前後の戦いではなく、ぜひ50発前後の争いを繰り広げ、他の打者の追随を許さないレベルの高いホームラン王争いを筆者は期待していきたい。





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