大谷翔平,マメ,復帰

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2016年08月23日

マメを潰した大谷翔平投手の投手復帰について筆者が立てた仮説

  • 大谷投手がマメを潰して1ヵ月半、長過ぎる投手復帰までの道のり
  • マメで1ヵ月半も休むことは普通のエースでは考えられない
  • そこで筆者が立てた、大谷投手の投手復帰に対する仮説

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大谷翔平投手はオールスター前に、指の皮がめくれてしまうほどのマメを作ってしまった。これによりオールスターは投手として選出されたのだが、特例として打者として出場している。オールスター明けに1試合リリーフ登板したのだが、その後は投手としては出場していない。マメを潰してから1ヵ月半は経っており、普通に考えれば時間がかかりすぎているなという印象だ。


大谷投手の投手起用に待ったが掛かったのは、マメを潰して以来投球フォームを崩してしまったことが原因だと伝えられている。そもそもオールスター明けに一度登板しているのだから、マメに関してはもうその時点で問題ないということになる。ではなぜ大谷投手はエースでありながら、ここまで復帰に時間を要しているのだろうか。

もちろん大谷投手の打撃が好調であることも無関係ではないだろう。栗山監督が現状の大谷投手を見極め、投手としてよりも打者としての起用を増やした方が、チームの勝利数を増やすことができると判断したのかもしれない。しかしそれが理由であるならば、このタイミングでのみというのは論理的ではない。大谷投手の打撃が好調だった時期は、他にもいくらでもあるからだ。そのため好調な打撃は無関係ではないだろうが、直接的な理由とは考えにくい。

では考えられる理由とは?筆者は肩の温存を考えているのではないかと見ている。それは今季に限った話ではなく、来期以降も見据え、不安要素があるならば投げさせない、という判断を下しているのではないだろうか。だがこの理由も、ファイターズが優勝争いを繰り広げているこのタイミングで温存しているとなるとやはり腑に落ちない。

そこで筆者が考えたのは、大谷投手は今季が日本でプレーするラストイヤーなのではないか、という仮説だ。田中将大投手がメジャー移籍した際、日本シリーズでの酷使がアメリカで大きな非難を浴びた。仮に大谷投手の肩が酷使されたと判断されれば、大谷投手の商品価値は大幅に低下してしまう。

大谷投手が今オフにメジャー移籍するとすれば、ポスティングシステムを使うしかその方法はない。だが大谷投手の商品価値が下がってしまえば、ポスティングによって日本ハム球団に入ってくる現金は減ってしまう。大谷投手の商品価値は今現在、レギュラーシーズンでここまで見せてきたパフォーマンスだけで、十分高騰している。その価値を下げないための起用法を取っているのではないだろうか。

投球フォームを崩している状態で時速160km/hものボールを投げ続け、万が一肩肘に不調が発生したら大問題となる。仮に今オフにポスティングシステムを利用するならば、日本ハム球団は本来ならば最高値を得られるところを、叩き買われてしまう危険性さえある。もしかしたらそれを防ぐために、大谷投手のピッチャーとしての起用にここまで慎重になっているのではないだろうか。

二刀流ではない普通のエースピッチャーならば、まずマメで1ヵ月も休むことなど考えられない。それに多少フォームを崩していたとしても、エースピッチャーには週に一度は必ず投げてもらわなければチームは回らなくなってしまう。大谷投手はここまで8勝4敗という好成績を残しているのだから、チームが優勝するためには絶対に不可欠な投手であるはずだ。

にも関わらず栗山監督はチームの優勝よりも、大谷投手のコンディションを優先し過ぎているように筆者の目には映っている。コンディショニングは当然重要な事柄ではあるが、大谷投手は決して投げるべきではないコンディションではないはずだ。

今後の大谷投手はリリーフ待機をするという風にスポーツ紙では伝えられているが、果たしてどのような起用となるのだろうか。筆者個人としては、大谷投手は今季が日本ラストイヤーなのかもしれない、と仮定し、これからの大谷投手を観察してみたいと思っている。





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