大谷翔平,メジャー

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2016年03月29日

大谷翔平投手は今季20勝20発を記録すると予測する筆者

logo-fighters.gifのサムネール画像3月25日の開幕戦、ファイターズの先発マウンドには大谷翔平投手が登った。7回を3失点(自責2)に抑える好投を見せるも、初回に失ったこの3失点がファイターズの攻撃を後手後手にしてしまい、2−3でマリーンズに敗れてしまった。これが大谷投手の今季、投手としての開幕だったわけだが、今夜は打者として大谷選手は開幕を迎えた。

オープン戦までの大谷投手の状態を見た限り、今季は20勝20発をマークするのではないかと筆者は予測している。それだけ投打ともに順調な調整ができているように見えたのだ。そして何より投げる方では、昨季に見られた投球動作のちょっとした欠点を、今季は見事に修正してきている。言われなければ気づかないような小さな点ではあるが、そこにしっかりと気付き修正してきたというのは、さすがとしか言いようがない。


投手としては開幕戦は落としたものの、比較的順調に滑り出した。そして今夜の打者としての開幕戦も、4番打者さながらの活躍振りだった。初回に犠牲フライを放つと5回には今季1号ホームラン、6回にもヒットを放ち3打数2安打5打点という文句のつけようがない打者開幕戦となった。

ホームランを打ったスウィングなどは、本当に見事なものだった。軸がしっかりしていて、決して腕力で飛ばしたのではなく、確かな技術によって打ったホームランだ。大谷選手は背が高い分ストライクゾーンが広いわけだが、そのデメリットもものともしないブレのないスウィングだった。これだけのスウィングを見せられてしまうと、ますます20勝20発への期待が高まってしまう。

例年からすると大谷選手が打者として出場するのは70〜80試合程度となる。コンディション次第では90試合程度まで増やしてもいいのではないかと筆者は思うわけだが、しかし70〜80試合であっても20本塁打を打つことは十分に可能だ。140試合で40〜50本打つ選手がいるのだが、大谷選手が70試合で20本打ったとしてもまったく不思議はないし、むしろ大谷選手ならばできてしまうはずだ。

今なお投手一本、打者一本に絞るべきだと考える方も多い。だが筆者はそうではない。大谷投手にはこれからも二刀流で行ってもらいたいし、もちろん将来メジャー移籍した時であっても二刀流としてメジャーで活躍してもらいたい。メジャー球界は日本以上に分業制が進んでおり、二刀流に対しては否定的な考えが一般的だ。何しろナ・リーグも指名打者制になる可能性があるくらいなのだから。

にも関わらずメジャー周辺の大谷投手の見方は、二刀流を容認する声が少なくない。つまり分業制が進んだ現代野球であっても、ファンはベーブルースの再来をどこかでは期待しているのだ。メジャーではイチロー選手や松井秀喜選手、上原浩治投手ら、人格まで高く評価されるメジャーリーガーが多い。そのためアジア他国のメジャーリーガーよりも、全体的には日本人選手の方が評価が高い。

それを如実に表したのがMLBが提案したポスティング入札額の上限設定だ。日本人選手は2000万ドルを上限とし、韓国人選手は800万ドルを上限に調整が進められている。大谷投手も近い将来ポスティングによりメジャー移籍を果たすのだろうが、その時は投手としていくのだろうか、それとも野手としてなのか。はたまた二刀流として受け入れてくれる球団を探すのだろうか。

ただ、打者としては大谷選手はまだメジャーレベルではないと筆者は見ている。やはり年間70試合程度の出場では、メジャーリーグレベルの打者になることは難しい。下位打線で打率.250程度を打てるのであれば、今すぐメジャーでも結果を残せるはずだ。だが.250程度の二刀流打者に出場機会を増やすことを、他のレギュラー争いをしているメジャーリーガーたちが快く見てくれるとは考えられず、それを踏まえるとその程度では、二刀流として渡米することは難しいと考えられる。

大谷選手が二刀流としてアメリカに乗り込むためには、やはり日本で20勝20発、打率.300以上をマークできるくらいになる必要がある。それだけの数字を残すことができれば、メジャーでも二刀流として期待してもらえるはずだと筆者は考えているのである。






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