瀬戸山隆三,球団本部長,GM,選手批判

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2016年06月12日

オリックスを高校生より弱いと言った瀬戸山隆三氏の責任感の欠如

  • オリックスを「高校生よりも弱い」と言い切る瀬戸山隆三球団本部長
  • 瀬戸山氏が現職でいる限りオリックスは強くなれない!
  • オリックスは空中分解してしまったのだろうか?!

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少々信じがたい。昨日バファローズはベイスターズに0−7で敗れたわけだが、その敗戦を受け球団本部長の瀬戸山隆三氏がバファローズを「智弁和歌山よりも弱い」と評した。瀬戸山氏は一体何を考えているのだろうか。自らが編成の最高責任を負い作り上げたチームを、高校生よりも弱いと評価したのだ。これは「編成の責任者として私は無能だ!」と宣言したようなものだ。このような人物がチーム作りの最高責任者である限り、バファローズが強くなることはないのではないだろうか。


オリックス・バファローズと言えばかつては名門阪急ブレーブスを買収し、その後近鉄バファローズと合併することによりオリックス・バファローズとなった。つまり阪急と近鉄という、パ・リーグの2つの名門球団を血を継いでいるチームなのだ。それだけのチームが1996年の優勝を最後に、その後はほとんどのシーズンを最下位争いで終えてしまっている。

果たして瀬戸山氏はそれだけの責任を感じチーム作りを行っているのだろうか。瀬戸山氏がオリックスに入ったのは2013年シーズンからで、2014年シーズンから現職、つまり執行役員球団本部長という、チームビルディングの最高責任を負う職に就いている。瀬戸山氏が球団本部長になってから今季が3シーズン目になるわけだが、2014年こそ2位と躍進したが昨季は5位で、今季も最下位争いを繰り広げている。

チーム作りが上手く行かず、補強した選手たちが思うような活躍をしないどころか、怪我による離脱が多いことも瀬戸山氏のイライラを募らせているのだろう。だが球団本部長と言えば立場はGM同等だ。もしGMが冷静さを欠いてしまえば、チームは当然総崩れとなってしまう。

戦国時代で例えるならば、大名が球団本部長、監督が総大将、選手たちが部隊長と言ったところだろうか。戦国時代の場合、大名が変わるだけでその家がガラッと変わってしまうケースも多かった。例えば武田家は当主が信玄に代わったことにより強くなり、逆に桶狭間の戦いで名将義元を失い、氏真が後を継いだ今川家はあっという間に滅んでしまった。

プロ野球チームも同じではないだろうか。球団本部長やGMが有能であれば、大金を使わなくてもチームを強化することができる。例えば北海道日本ハムファイターズなどはその好例と言える。有能なGMを置くことにより、一貫性のある無駄のない選手補強を実現させ、チームを常時優勝争いできる水準で維持し続けている。

一方瀬戸山氏がオリックスで補強した選手と言えば(新外国人選手は除く)、メジャー帰りの中島宏之選手、西武ヘルマン選手、日本ハム小谷野栄一選手、DeNAトニ・ブランコ選手、ソフトバンク山崎勝己捕手と主に5人いるが、この中で前評判通りの活躍をしている選手は一人もいない。つまり全滅なのだ。

全滅と言っては大袈裟かもしれないが、しかし不調、怪我を含めて年俸通りの活躍を見せている選手はいない。なぜこれだけ補強に失敗し、チームは最下位争いの常連となってしまっている状況で瀬戸山氏を続投させているのだろうか。これがメジャーリーグであれば瀬戸山氏はシーズン中に解雇されているだろう。

もし瀬戸山氏が敗戦の責任を自ら負うようなコメントをしていれば、筆者もここまで瀬戸山氏を責めるようなことは書かなかっただろう。それどころか男気を称えていたかもしれない。しかし瀬戸山氏は自らの責任を棚上げし、必死に戦っている選手たちを「高校生よりも弱い」と言い切った。これにより筆者は瀬戸山氏に対し怒りを覚えたのである。

確かに上位争いをしているチームと比べれば、バファローズの士気は低いのかもしれない。だがそれは勝てるチームを作れなかった瀬戸山氏の責任でしかない。瀬戸山氏が勝てるチームを編成していたならば、選手たちのモチベーションはもっと高いところで維持され、善戦を続けているはずだ。

バファローズは今季、何度もコーチの配置転換を行っているわけだが、それを行う前に無責任に選手を責める瀬戸山氏を更迭すべきではないだろうか。確かに選手たちもプロなのだから、どんな状況でもベストを尽くさなければならない責任はある。しかし上手く行かないからと言って、選手が瀬戸山氏を責めることはまずない。だが瀬戸山氏は無責任に選手を責めている。

同様のことをする監督も時にいるわけだが、そのような人物にプロ野球のトップに立つ資質はない。プロ野球はファンに夢を与える職業だ。そしてそれは、選手たち自身が夢を持っているからこそファンに夢を与えることができるのだ。だが瀬戸山氏はその選手たちの夢を冒涜するようなことを口にしてしまった。

必死に野球を練習してプロになった選手たちに対し、「高校生よりも弱い」と言うのは冗談にも洒落にもならない。瀬戸山氏のこの発言により、バファローズは空中分解してしまったと言って良いだろう。現にこのコラムを書いている今日も、バファローズはベイスターズに0−4で敗れている。これでチームは4連敗となってしまった。果たして今季の責任を瀬戸山氏は、球団本部長としてどのような形で取るのだろうか?まさか選手をクビにするだけで自分は居座る、という選択肢は許されないだろう。





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