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2016年06月11日

オリックスのチェック柄ユニフォームに対する筆者個人の意見

  • オリックスが着用中のチェック柄ユニフォームに抱く印象
  • チームの勝敗がユニフォームの価値を左右する
  • ファンサービスには優先順位があり、それを間違ってはいけない

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オリックス・バファローズは今季、チェックデザインのユニフォームを着用して戦っている。チェックのユニフォーム自体は、決して野球界初というほどのものではない。日本では確かに奇抜とも言えるデザインではあるが、メジャーリーグでは過去にニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ)がチェックのユニフォームを採用していたらしい。

そして昨年はマイナーリーグのユージーン・エメラルズがチェックのユニフォームを採用している。ちなみにエメラルズは奇抜なユニフォームを多々採用しているチームで、今季はチームカラーであるグリーンのタイ・ダイ(絞り染)デザインのユニフォームを着用している。

さて、オリックス・バファローズに話を戻すが、あくまでも筆者個人の意見としてはこのチェックデザインのユニフォームは、戦う集団にどうしても見えないのである。もしかしたらチームが上位争いをしているのであれば印象も変わってくるのかもしれないが、しかしこのデザインを見た時から、筆者個人としては好印象は持っていない。

試合ではなく、例えば試合前の練習だけで着用するのなら良いのかもしれない。このユニフォームのデザインの印象は「可愛らしい」というものであり、少なくとも筆者には「強そう」と感じることはできない。日本のプロ野球はやはりファンサービスを少し履き違えているのではないだろうか。

プロ野球最大のファンサービスは、唯一勝つことだ。勝っていればどんなデザインのユニフォームを着用しても良いと思う。例えば黄金時代の西武ライオンズのユニフォームは上から下までブルーで、決してデザイン的に優れていたとは思えない。プロアマ問わず、同じようなユニフォームがかつてのライオンズ以来登場していないことからも、決して格好良いデザインではなかったという評価になる。

だが当時のライオンズはまさに最強軍団だった。だからこそ全身ブルーの奇抜なデザインのユニフォームをまとっていても、それが勝つことにより様になってくる。当時のパ・リーグ他球団には、あの全身ブルーのユニフォームを見ただけで弱気になってしまう選手も多かったと聞く。

今季のオリックスはチェック柄の他にカムフラージュ柄、宇宙柄を用意している。昨季は地球柄も着用していた。このようなファンサービスはスポーツビジネス面に於いては確かに重要だと思う。しかし最優先ではないはずだ。ファンサービスの最優先はもう一度言うが、勝つことだ。

現時点でオリックスは12の負け越しでパ・リーグ5位に沈んでいる。5位と言っても最下位イーグルスとの差は0.5ゲームで、いつ最下位に沈んでもおかしくはない状況だ。

2000年代に入って17年目のシーズンとなるが、パ・リーグで優勝していないのは唯一オリックスのみだ。合併前の大阪近鉄バファローズは2001年にリーグ優勝を果たしているが、オリックスとなるとまだイチロー選手が駆け出しだった1996年が前回の優勝となってしまう。もう20年も前だ。

マーチャンダイジング面での努力はもちろん必要だ。それは筆者も重々理解している。その努力がなければ球団経営を続けることは難しい。だがオリックス球団はもっと本気で勝つための組織作りをしなければならない。現在のバファローズは寄せ集めのようにも見え、とてもチームが一枚岩になっているようには見えない。

筆者は以前後藤光尊選手に関するコラムを書いたのだが、やはり今バファローズに必要なのはチームの屋台骨を支えてくれる生え抜きのベテラン選手だ。将来の指導者候補として後藤選手を呼び戻すのも良策だと感じるし、生え抜きじゃないにしても誰かそのような役割を任せられる選手を獲得しても良いだろう。

あくまでも筆者個人の意見であるわけだが、奇抜なデザインのユニフォームを着用するのは、チームを勝てるようにしてからでも決して遅くはないと思う。まずチームが勝てるようにならなければ、それらのユニフォームはファンサービスではなく、弱小球団の象徴としてファンの記憶に残ってしまうのではないだろうか。





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