石田健太,月間MVP

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2016年06月08日

DeNA2年目左腕・石田健太投手が5月月間MVPを受賞!

  • 石田健太投手が5月の月間MVPを受賞!
  • 5月月間MVPのライバルは同僚今永昇太投手!
  • ラミレス監督の采配が形になり始めたベイスターズ

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横浜DeNAベイスターズが波に乗り始めている。プロ2年目の石田健太投手が5月は4戦4勝、防御率0.33で月間MVPを獲得する活躍を見せた。そしてその月間MVPのライバルとなったのがルーキー今永昇太投手だ。5月はこの若きふたりだけで8戦8勝という大躍進を見せた。


開幕直後はなかなか勝ち切れなかったベイスターズだが、ここに来てラミレス監督が目指している野球が少しずつ形になり始めている。特に投手陣は、過去のベイスターズではほとんど見られなかったくらい打者の内角を上手く攻め、打者が簡単には踏み込んでこられない状況を作れている。まさにこれは開幕前、ラミレス監督がもっともこだわりを見せていたものだった。

中堅やベテラン選手の場合、これまでの積み重ねが非常に大きい分、プレースタイルを変えていくのは容易ではないケースも多い。だがまだプロ1〜2年目である石田投手、今永投手の場合はまだほとんど真っさらな状態であるため、ラミレス監督の方針が浸透していく速度が非常に速い。もちろん本人たちの人柄、性格も無関係ではないが、しかし経験が浅いうちに論理的かつ具体的な指導を受けることにより、伸び代はどんどん広げていくことができる。

石田健太投手の投球フォームは、投手らしい非常に良い動作だ。腕の振りが非常にコンパクトで、打者から見るとボールの出所が見えにくい動作で投げている。そして重心の下げ方も、エース特有の良い軸足の動かし方になっており、低めに強いボールを投げられるフォームだと高く評価できる。

打者からアウトを取るのに、必ずしも豪速球は必要ない。腕をコンパクトに振ることで球質を向上させ、さらにボールの出所を見えにくくさせれば、アウトは以外と簡単に増やしていくことができる。あとは石田投手にしても今永投手にしても、経験を積むことによって投球術に磨きをかけていけば、このW左腕がベイスターズの両輪となってチームを優勝争いに導いてくれるのではないだろうか。

あと心配なのは疲れだけだと言える。プロ1〜2年目では、シーズンを通した時のペース配分はまだ上手く掴めないはずだ。そのペース配分を、例えばベテラン久保康友投手などがアドバイスしてあげれば、石田・今永両投手がふたり揃ってタイトル争いに加わるということも十分にあり得るだろう。

それにしてもベイスターズの今季投手陣は本当に素晴らしい。チーム防御率も3.11で12球団2位という好成績だ。あとは筒香嘉智選手の前にもう少し走者を貯められる状況を作れれば、ベイスターズは早い時期にもっと上の順位を目指すことができるはずだ。

今のところ外国人打者で結果を残しているのはロペス選手だけであるため、もし本当に上の順位を目指すのであれば、攻撃陣の補強は早い方が良いと思う。シーズンはもう半分近くが終わろうとしている。ここまで来てしまうと、ロマック選手やエリアン選手の覚醒に期待するのはリスクが大き過ぎる。

ベイスターズはまだようやく5割に戻った段階ではあるが、勝ち方の内容が非常に良い。勝てている要因が明確に見えてくるのは、やはりラミレス監督の戦術がしっかりとした形になり始めている何よりの証拠と言えるだろう。首位カープまでのゲーム差は3しかない。ここから一気に首位争いに加わることは決して難しいことではない。

下馬評は決して高くはなかったベイスターズ、そしてラミレス監督ではあるが、その下馬評を覆す大躍進をここからさらに続けていって欲しい。そしてもしカープとベイスターズが優勝争いをするようなことになれば、セ・リーグはきっと近年にないくらい盛り上がっていくのではないだろうか?!





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