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2016年08月13日

メジャーリーガー不在の五輪に日本のプロ選手が出る意義とは?!

  • 2020年東京オリンピックで野球が正式種目に復帰!
  • 2012年ロンドン、2016年リオは野球は除外
  • メジャーリーガーは不参加を表明しているオリンピック

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2020年東京オリンピックより、野球・ソフトボールが正式種目に復帰することが正式に決定された。野球ファンとしては嬉しい限りではあるが、しかし日本球界の取り組み方に関しては違和感を覚えることもある。出場するならばもちろん金メダルを目指して欲しい。だが金メダルとはそこまで大切なものなのだろうか?


メジャーリーグに関しては、オリンピックに関してはメジャーリーガーが出場することはないと早くから宣言している。筆者はどちらかと言えばこちらに近い考えを持っている。オリンピックは8月に開催される。8月と言えばペナントレースも佳境に差し迫ってくる時期だ。このような大切な時期にプロ野球選手たちがオリンピックに出場していて果たして大丈夫なのだろうか。

プロ野球はものは、オリンピック期間はペナントレースを一時中断する考えを示している。東京オリンピックを最大限盛り上げるという意味では、この判断は決して間違いではないと思う。ただできるならば世界中から集まってくる人々に対し、プロ野球という魅力的なコンテンツも提供して欲しいとは個人的には思う。

日本球界にとってオリンピックでの金メダルはまさに悲願なのだろう。プロ選手たちが参加し始めた頃から、金メダルを獲得するために躍起になっているように見える。だがメジャーリーガーが参加しないオリンピックで、日本のプロ選手が参加して狙う金メダルに如何程の価値があるだろうか。

北中南米のメジャーリーガーがこぞって出場するのであれば、そこで得る金メダルの価値は非常に高い。だがメジャーリーガーがオリンピックに参加しないことはすでに決まっている。それならば日本もオリンピックでの野球をアマチュアに返してはどうだろうか。

オリンピックの野球日本代表にプロ選手が参加し始めたのは2000年のシドニーオリンピックからだった。それから2004年のアテネ、2008年の北京と3大会連続でプロ選手が参加しているわけだが、この3大会は4位、銅メダル、4位というように、プロが参加している割に結果は芳しくはない。

オールアマチュアで戦った1992年のバルセロナは銅メダル、1996年のアトランタが銀メダルだったという結果を踏まえると、結果論としてはオールアマチュアで戦った方がメダルの色が良いというのがこれまでの事実だ。

オリンピックはアマチュア選手、WBCはプロ選手というように明確な棲み分けを施した方が、野球界の将来にとってはプラスになるのではないだろうか。事実オリンピックで活躍したアマチュア選手たちはその後プロに入り、多くの選手が球界を代表するスター選手に成長している。若きアマチュア選手の伸び代を広げるためにも、オリンピックに関してはアマチュアに返すべきだというのが、筆者の個人的な意見だ。

日本球界のスター選手は続々とメジャーリーグへと移籍している。そのスター選手たちの穴を埋めるためにも、新たなスターを生み出せる環境を整えなければならない。それがアマチュア選手にとってのオリンピックだと筆者は考えているのである。





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