清原和博,保釈,入院先,病院

トップページ > プロ野球
2016年03月17日

保釈され入院先の病院に直行したかつての番長、清原和博氏

logo-npb.gif清原和博さんが2月2日の逮捕以来、ようやく警視庁本部から保釈された。そして保釈後はそのまま入院先の病院へと向かって行った。しばらくは持病である糖尿病の治療を行い、体調を整えた後にリハビリ施設に入ることになるようだ。

保釈金は500万円という金額だった。一時は身元引き受け人を立てることができず、保釈が認められるかも不透明な状況であったが、なんとか条件が整い保釈されることとなった。

保釈される直前、清原さんはコメントを出している。警視庁本部の建物の構造上、出たところで謝罪を行う行動は控えるようにと、警視庁から指導があったためだ。そしてそのコメントの最後は「一から出直し、必ず更生することを決意しています。必ず人の役に立つ人間になることを心に誓っております。いつか機会をいただき、直接皆様に謝罪したいと切に願っています」という言葉で締められていた。

清原さんは大変な過ちを犯してしまった。だがこの一度の過ちで今後の人生すべてが終わってしまうわけではない。清原さんの言葉通りしっかりと更生し、またライオンズ入団直後のような純粋な一野球人に戻ることができれば、野球界で再出発をするチャンスも巡ってくるだろう。

近年プロ野球もコンプライアンスに厳しくなっているため、プロ野球チームの指導者になることは難しいかもしれない。だがもし将来体を治した清原さんが野球アカデミーを設立したならば、そこに通いたいと希望する子どもたち、そして自分の子どもを通わせたいと考える親はたくさんいるはずだ。

そのためにも、他人の不幸は蜜の味とばかりに清原さんのことを必要以上に叩く一部メディア、一部ジャーナリスト気取りの作家にはもう少し自粛してもらいたい。他人の不幸をつついてお金を稼ぐことは楽しいのだろうか。筆者にはその楽しさを理解することはできない。有名人だろうが一般人だろうが、更生のチャンスは平等に与えられるべきだ。

例えばNPBも清原さんのことを突き放してしまうのではなく、更生後は違法薬物に関するアドバイザーとして育成するなどの手助けを行ってもらいたい。そうして清原さんがまた尊敬される人物に戻ることができれば、NPBの取り組みも内外から高い評価を受けるだろうし、清原さんにしても本当の意味で人生を再出発させられるようになる。

名を汚した者をバッサリと切り捨てることは簡単だ。しかしスポーツ界がそれでいいのだろうか。NPBは清原さんをモデルケースとして更生をサポートすることにより、今後野球界から違法ドラッグを根絶させるという取り組みをすることは、決してNPBにとってマイナスではないはずだ。

覚醒剤、野球賭博などなど、これらはすべてNPBに所属している選手が引き起こした問題だ。NPBはこれらを選手のせいにして終わりにするのではなく、もう二度と同じ問題を起こさないようにリスクケアしていくことも大切だと、筆者は清原さんが保釈された姿を見ながら思ったのであった。






日刊野球ネイションの記事はすべて筆者ことKazuが個人見解の元、すべてオリジナルで作成いたしております。無断転載はお断りしておりますので、転載・転用をご希望の方は必ずご一報くださいませ。ご協力よろしくお願いいたします。
日刊野球ネイション
Copyright(C) 2015-2016 日刊野球ネイション All Rights Reserved.