ダルビッシュ有

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2016年01月21日

野球賭博調査に対する声明文を発表したダルビッシュ有投手

logo-mlb.gifテキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、野球賭博に関する声明を出した。これはもちろんダルビッシュ投手が疑われてのことではなく、実弟が野球賭博に関わっていたことへの対応だ。ダルビッシュ投手が疑いようもないことは特筆するようなことではない。だがメジャーリーグ機構からすれば、実弟がメジャーリーグを含めた野球賭博に関わっていた以上、ダルビッシュ投手に何も聞かないわけにもいかない。

メジャーリーグは野球賭博に対してはとにかく厳しい。日本以上に厳しい目が光っていることは間違いないだろう。そのため選手間で八百長に関する会話をすることも、当然だがタブーとされている。冗談でも「今日は手を抜いてくれよ」なんて言う選手はいない。ここがまず日本とは異なるところだ。日本には今なお冗談で「手を抜いてくれよ」と言う選手が残念ながら存在している。

ダルビッシュ投手自身、冗談でそのようなことを言われたことが一つのきっかけとなり、海を渡りメジャーへと移籍していった。そのダルビッシュ投手が野球賭博や八百長に関わるはずがないのである。ただ、野球賭博を行っていた実弟に対し、情報提供をできた立場にいたというのは報道の通り否めない。疑おうと思えば、いくらでも疑うことはできるだろう。だがダルビッシュ投手が潔白であることを我々がファンが疑う必要はまったくないと断言できる。

ダルビッシュ投手は野球選手以前に真のアスリートだ。自らの肉体を極限まで鍛え上げ、その肉体によって最大限のパフォーマンスを発揮することを目指している。そもそもダルビッシュ投手ほど大きな報酬を得ていれば、野球賭博によって金銭を得る必要などまったくない。機構が規定通りしっかりと調査したとしても、ダルビッシュ投手に疑わしい点が浮かび上がる可能性はないだろう。

暴力団やマフィアが存在している限り、スポーツ賭博がなくなることはないのかもしれない。だがそこで諦めるわけにはいかない。機構や野球連盟は警察と連携をしながら、野球賭博や八百長の徹底根絶に努め続けるのは義務だ。人々に夢を与えるスポーツを対象とした賭博など存在してはいけない。

ダルビッシュ投手の実弟の逮捕というのは、本当に残念なニュースだった。真のアスリートであるダルビッシュ投手に調査が及ぶのだから、これほど理不尽なことはない。いくら家族とはいえ、今季の完全復活に対してあまりにも大量の水が差された形となってしまった。だがこんなことに揺らいで欲しくはない。手術をした肘の回復もかなり順調であるようだ。このペースであれば、予定よりも復帰が早まる可能性もあると言う。

今季手術から完全復活した姿をファンに魅せることにより、ダルビッシュ投手には我々ファンが実弟のニュースなど忘れてしまうような気持ちにさせて欲しい。いや、そう願わずともダルビッシュ投手であれば、必ずやそのような姿を魅せてくれるはずだ。真のアスリートであるダルビッシュ投手は、きっとその豪球によりすべての雑音を掻き消してくれるだろう。






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