大田阿斗里,パドレス

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2015年11月26日

DeNA戦力外の大田阿斗里投手、パドレスとマイナー契約

logo-mlb.gif横浜DeNAベイスターズを戦力外になっていた大田阿斗里投手が、サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだことが報道された。今オフ、パドレスは積極的に日本人選手のスカウティングを行っている。ホークスからFA宣言をしている松田宣浩選手の獲得も目指しており、先日はイーグルスで引退した斎藤隆氏をフロントのインターンとして迎え入れている。

近い将来、日本人選手がメジャーを目指す数は今以上に多くなるはずだ。パドレスはそれを予見した上で将来への投資を積極的に始めているのではないだろうか。筆者の考えとして日本球界は将来、ドミニカやベネズエラといった国に近い存在になると予想している。つまりメジャーリーガーをスムーズに輩出できる環境になる、ということだ。

そのためにはもちろん現行のFA制度を見直す必要がある。しかし今回の大田投手のように、日本の球団が抱え切れなくなった選手を格安で多く集め、そこから独自のシステムで活躍できる選手を育てていくという流れは、今後一つの主流を作っていくだろう。大田投手にはその成功事例となってもらいたい。

大田投手は来季はまだ27歳と若い。ここからもう一度伸びていくことは十分に可能な年齢だ。今回は運にも恵まれ、横浜の姉妹都市であるサンディエゴの球団からオファーを受けることになった。大田投手にはこの運を、さらに強く自らへと引き寄せてもらいたい。

今回はマイナー契約であるわけだが、結果を出し続ければメジャー昇格は決して夢ではない。そもそも大田投手は欧米人にも負けない立派な体格を持っている。アメリカでもう一度コーチの厳しいトレーニングを受ければ、その体格を活かした最良のパフォーマンスを身につけることもできるだろう。そうすれば今まで投げられなかったような質の良いボールを投げられるようにもなるはずだ。

アメリカに渡ったら、もう日本での成績は忘れてしまっていいと思う。日本時代の、然程自信にはならない成績のことを考えていても仕方がない。アメリカに渡ったら、アメリカで新たな自信を培って欲しい。日本球界での指導ではその潜在能力を活かすことはできなかったが、アメリカの指導は大田投手を覚醒させられる可能性を秘めている。だからこそその可能性だけを信じ、大田投手にはアメリカで遅咲きの大輪を咲かせてもらいたいと筆者は強く願っているのである。





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