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2016年05月09日

MLBトップスターへの階段を登るブライス・ハーパー選手

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ブライス・ハーパー選手のニュースが続いている。5月3日にはアンダーアーマー社との10年にも及ぶ広告契約が結ばれ、5月8日のカブス戦では1試合で0打数7出塁という珍しい記録を残した。フォーム作りとトレーニングに余念のないハーパー選手だが、彼は今やメジャーリーグのトッププレイヤーになろうとしている。


ハーパー選手は2010年のドラフトでワシントン・ナショナルズから1巡目指名(全体1位)を受けた選手なのだが、ハーパー選手がアンダーアーマーの広告に登場するようになったのは2011年からだ。この頃筆者自身アンダーマーを数年愛用していたのだが、突然名前も知らない野球選手が広告に登場してきたことで非常に驚いたことを今でもよく覚えている。

確かにドラフトでは全体の1位指名を受けた注目度の高い選手ではあったが、しかし2011年のハーパー選手はまだ1Aでプレーをしていたルーキーだったのだ。7月には2Aに昇格しているが、翌月にはハムストリングを痛めてしまいそこでシーズンを終えている。この段階のハーパー選手と契約を結んだのだから、アンダーアーマー社のスターを見極める目は素晴らしい。

それ以来ハーパー選手はアンダーアーマーの顔となっているわけだが、その顔として今年からさらに10年の契約延長となった。契約金に関しては公表されてはいないが、莫大な広告出演料を得ることに間違いはない。アンダーアーマーは今や世界的なスポーツメーカーであり、日本ではジャイアンツのユニフォームを手掛けるなどしている。商品の機能性も素晴らしいことから、今後もアンダーアーマーユーザーは野球界でももっと増えていくだろう。

今季のハーパー選手はここまで31試合に出場し打率.265、本塁打10、打点27という成績だ。打率こそそれほど高くはないが、本塁打は40〜50本は打てるペースで量産しているし、打点もほとんど毎試合1点は挙げているようなペースだ。相手チームのバッテリーがハーパー選手を恐れるのもよくわかる。

それにしても1試合で6四球1死球で、うち3つは敬遠というのはやりすぎではないだろうか。もちろん結果としてカブスが4ー3で勝っているため、ハーパー選手と勝負を避けたことは吉と出ている。しかし力と力の真っ向勝負が求められているメジャーリーグに於いて、これだけあからさまに勝負を避けてしまうと試合の盛り上がりには欠けてしまう。だがここまで来ると寧ろ逆だろうか。6四球1死球(3敬遠)という、メジャーリーグ史過去100年で初めてというこの記録に野球界は大いに沸いている。

ハーパー選手の打撃フォームは、軸が安定して本当に素晴らしい。さらに言えばトップハンドの使い方は理想的だ。ハーパー選手はスタンドティーなどを行う際、トップハンドのみでバットを持って打つ練習を行っている。そのフォームを見ると左肘が最後まで直角で維持され、これ以上ない良い形となっている。とてもじゃないが右投げ左打ちの選手には思えず、左利きの左投げ左打ちなのではないかと思ってしまうほどだ。

ボール球をしっかりと見極められる選球眼に、非常にコンパクトなスウィングでハードヒットしていくハーパー選手のフォームは、ホームランバッターを目指すのであれば真似をして間違いないフォームだ。股関節の使い方も非常に上手い。あとは自らの高いパフォーマンスによる負荷を、どれだけプロテクトしていけるかだけが問題だ。つまり今後さらに怪我をしにくい選手になっていければ、ハーパー選手は10年の広告契約だけでは足りないほどの選手に進化していくだろう。

筆者もアンダーアーマー愛用者として、今後もブライス・ハーパー選手を応援し続けていきたい。






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