前田健太

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2016年04月07日

ドジャース前田健太投手メジャー初勝利&初ホームラン

logo-mlb.gif2016年4月6日、ペトコパークで行われたパドレスvsドジャースの一戦、ドジャースの先発マウンドに登ったのは前田健太投手だった。前田投手にとってはメジャーデビュー戦だ。そのデビュー戦で驚きのパフォーマンスを見せてくれた。

ピッチングはもちろんのこと、4回に巡ってきた第2打席、前田投手は何とソロホームランを打って見せたのだ。これはさすがに驚きだった。確かに広島時代から打撃も良い前田投手ではあったが、まさかメジャーデビュー戦で初勝利を挙げる前に初ホームランを打ってしまうなど、一体誰が予測しただろうか。

前田健太投手、メジャー初ホームラン

ダイヤモンドを1周し戻ってきた前田投手自身満面の笑みで、ダグアウトで迎えたチームメイトたちも大盛り上がりだった。前田投手を抱えあげようとした選手もいたほどだ。

前田投手にメジャー初ホームランを献上してしまったのはパドレスの先発、アンドリュー・キャッシュナー投手だった。キャッシュナー投手はメジャーでは比較的珍しいフォーシームストレートの使い手だ。昨季は6勝16敗と大きく負け越してはいるが、31試合に先発をして184イニングスを投げたタフなピッチャーだ。

キャッシュナー投手は油断をしたのだろう。それはそうだ。打席に立っているのはメジャーリーガーとは思えないほど華奢な前田投手で、アメリカの高校生の方がよほど体格が良い。まさかこんな細身の選手、しかも投手に打たれるわけはないと思っていたのだろう。2ストライクから外角低めを狙った82MPH(131km/h)のスライダーがほとんど曲がらず、ど真ん中に入ってしまった。前田投手はそれを振り抜くと打球はグングン伸びていき、レフトスタンドへと吸い込まれていった。

打撃でまさかのホームランを披露したわけだが、投げる方も素晴らしかった。6回無失点でメジャー初勝利をマークしたわけだが、アウト18個中12個がゴロアウトで、打たせて取るピッチングを徹底し球数を節約した。6回を84球で投げ抜いたわけだが、1イニング平均は14球と理想的な球数だ。


登板前、前田投手は契約時に指摘された肩への不安を払拭させる自信があると語っていたが、見事その不安を解消して見せた。ストライク率は67.8%と、理想の60%よりはやや高いことが気になるが、前田投手と初対戦するチームに対してはこれくらいのストライク率でも良いと思う。ただ今後同じチームと対戦していく際には、ストライク率はもう少し下げていかなければ被打率は悪化してしまうだろう。

とにかくメジャーデビュー戦で、前田健太投手は投打両方で素晴らしい活躍を披露してくれた。これ以上はないほどのビッグパフォーマンスだ。ペトコパークを訪れた30,054人の観客も、敵ながらきっと前田投手のパフォーマンスに魅了されたのではないだろうか。そして遠く離れた日本から前田投手を応援したファンも、きっと筆者同様に感動させられたはずだ!






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