加藤優

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2016年01月26日

世界をリードするプロ野球選手になってもらいたい加藤優選手

logo-jwbl.gif美人すぎるプロ野球選手として注目を集めている加藤優選手が、昨日から埼玉アストライアのチーム練習に合流し、プロとしての第一歩を踏み出した。「美人すぎる」とよく聞くこの表現は筆者はあまり好まない。ルックスがスター性を兼ねるという点に関しては筆者も同意見だが、しかし「美人すぎる」という表現は、文章を書くことを生業としている者としては丁稚な表現だと個人的にはいつも感じてしまう。

果たしてこう表現しているライターというのは本当に美人すぎると感じているのだろうか、それとも「あくまでも野球選手としては美人すぎる」というニュアンスなのか、筆者はこのようにも考えてしまうタイプであるため、「美人すぎる」という表現はこれを最初で最後にしておきたいと思う。

さて、野球と歌の二刀流としても注目を集める加藤選手だが、プロになったということで今後は歌の方は封印するようだ。だが当面はそれで良いのではないだろうか。成績を残し、野球以外に使う時間の余裕が出てきた時、またマイクの前に立てば良いと思う。やはりまずは、プロ野球選手として結果を残すことが肝要だ。

加藤選手は将来的には4割を打つことを目標としている。男子プロ野球やメジャーリーグのファンからすると、4割という打率はほとんど異次元の打率と感じてしまう。だが女子プロ野球に関しては可能なのだ。まず試合数が年間50試合しかないという点と、試合そのものが7イニングス制であるためだ。男子プロ野球であっても40〜50試合目くらいまでは4割を打つ打者はたまに現れる。投手の平均球速が男子よりも大幅に遅い女子プロ野球であればなおさら、シーズンを通して4割を打つことも可能なのだ。

ちなみに加藤選手のチームメイトであるアストライアの川端友紀主将は、2011年に.406、2013年に.431と、二度4割をマークしている。女子野球の投手も年々進化しているとはいえ、まだまだ投手よりも打者の方が優勢であるのが現状なのかもしれない。

加藤選手には、ぜひ世界をリードするようなアスリートになってもらいたい。ただ女子プロ野球で活躍するだけの選手ではなく、世界の女子アスリートから尊敬を集めるような野球選手になっていってもらいたい。例えば陸上界で言えばエレーナ・イシンバエワ選手、サッカーならば澤穂希選手のような存在だ。そしてそうなるためには、本人もコメントしている通りまずはフィジカルの強化が必要だろう。現時点では167cm、55kgという体型だが、これでは世界と戦うためにはあまりにも華奢であると言える。ちなみにイシンバエワ選手は174cmで65kg、澤選手は164cmで55kgだった。

単純にウェイトを増せば良いというものではないが、しかし打率4割を目指すのであればシーズン通して試合に出続けられるフィジカルを作り上げていく必要がある。少なくとも現時点ではそれはないはずだ。だがプロとして必要な強いフィジカルを作り上げることができれば、加藤選手の投球に逆らわない素直な打撃技術を持ってすれば、数年後にはきっと打率4割をマークできているはずだ。

ちなみに今年は女子野球のワールドカップが開催される。加藤選手にもぜひ日本代表として活躍して欲しいところだ。そのためにも2ヵ月後に迫ったヴィクトリアシリーズの開幕戦までに更に自らを高め、まずはレギュラーの座を掴み取り、プロとして周囲を納得させられる数字をマークして欲しい。加藤選手の走攻守と3拍子揃った実力があれば、外野陣の一角に入り込むことはそう難しいことではないはずだ。そしていつかは野球界の澤穂希選手のような存在になっていってもらいたいと、筆者は加藤優選手に対しこの場よりエールを送り続けていきたい。






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